中学生 1学期期末テスト勉強法 ~英語編~
前回は、中学校の期末テストに向けて「成績アップする5つのコツ」を紹介しました。今週から、各教科の勉強法を詳しく解説していきます。
今回は、英語の勉強法について具体的にお話します。学校の教科書、ワーク、ノートなどを用意してお読みください。
テスト範囲を確認してみよう!
昨年の1学期期末テストの範囲を見てみましょう。どの学年も、教科書のPROGRAM 1~2がメイン、文法内容が盛りだくさんですね。広範囲になるので、早めに準備をする必要があります。
中1 PROGRAM 1~2がメイン
中2 PROGRAM 1~2がメイン
中3 PROGRAM 1~2がメイン
英語のテスト勉強の2つのポイントとは?
それでは、具体的な勉強のやり方を説明していきます。まず、英語のテスト勉強で外せないものが2つあります。
1.新出単語や重要表現は「音読」と「書き」を交えながら確実に覚えること。
2.学校の「ワーク」はスラスラ解けるまで何度も繰り返し解いて理解すること。
英単語は英語と日本語をセットで音読する
まず、新出単語や重要表現などは、必ず音読して覚えることをおすすめします。ノートにひたすら無言で書き続けるより、英語と日本語をセットで音読しながら覚えるようにした方が効率的です。
やり方としては、英語から日本語の音読→日本語から英語の音読→英語から日本語の書き→日本語から英語の書きの順番。覚えるのが苦手な人は、単語を5つずつ増やしながらやってみてください。
と説明すると、「単語を覚えるのは面倒だな~」と思う人もいるでしょう。あまり時間をかけ過ぎると飽きてしまうので、スキマ時間に毎日10分~15分で集中して覚えましょう。その方が早く覚えられますよ。
ワークはスラスラ解けるまで繰り返す
次に、学校のワークのやり方です。提出物であるワークを早く終わらせたくて、一通り問題を解いて、できなかったところを赤ペンで答えを書いて終わりにする人がいます。残念ながら良い勉強とは言えません。
間違えたところ、わからなかったところの答えを覚えなければ、テストで点数が取れません。スラスラ解けるまで、何度も解き直しをしてください。ワークは3周するとかなり覚えられます。
高得点を狙うなら英作文と長文を攻略しよう
さらに、高得点を狙いたい人は、英作文と長文に力を入れましょう。英作文や長文については、学校のワークからも出されますが、教科書準拠の問題集であれば教科書本文の問題がたくさんあります。
英作文は、並び替え、3語以上の英文で答える問題などは、お決まりの問題なので、完璧に覚えることです。長文の問題は、教科書本文のQ&Aからよく出されますので、最後の仕上げにやっておきましょう。
英単語と重要表現はしっかり覚えて書けるようになれば、まとめの問題がだいぶ解けるようになります。ふだんから音読と書きを繰り返すことが大事ですね。
1学期期末テスト勉強法の英語編は以上です。
テスト1週間前までに学校の課題(提出物)が終わったら、そこからが本当のテスト勉強の始まりです!ぜひ参考にしてみてください。
次回は「1学期期末テスト勉強法 ~数学編~」の予定です。お楽しみに。