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神奈川県公立高校入試 入試問題の分析と対策 英語編

高校入試問題の分析 英語編

先日(10/8)、最新の入試情報をお伝えする「高校入試説明会」を開催しました。こちらは毎年の恒例イベントで、学習塾トリプルAさんと合同主催で行っています。

今年は、4年ぶりの対面形式での説明会で「アミューあつぎ」の施設で実施しました。たくさんの保護者様、中学生に参加していただきました。ありがとうございました!

今回は参加できなかった保護者様や中学生もいらっしゃいますので、今週から、私が担当した「公立入試問題の分析と対策」について掲載していきます。今回は、2023年度入試「英語の分析と対策」です。

目次

2023年度公立入試 英語の分析と対策

英語 合格者平均点の推移

2020年2021年2022年2023年
49.4点(5)54.6点(4)52.1点(5)55.3点(3)
県教委が発表した合格者の平均点。( )内の数字は5教科で平均点が高い順位。

英語 合格者の得点分布

県教委ホームページの資料より掲載

英語は今年度の平均点は少し上がりましたが、ここ数年では平均点が低めに出ています。得点分布を見ると、どの得点の区間もほぼ均等な割合に散らばっていることが特徴です。この分布からはわかりませんが、偏差値が高い高校は高得点に、低い高校は低得点に集まる傾向が強い教科です。高校間で一番差がつきやすい教科とも言えます。

英語 問題内容の分析

スクロールできます
設問出題内容設問数配点受検者平均点受検者得点率(%)
問1リスニング72114.6669.83
問2語彙(適語選択)364.9382.17
問3文法(適語選択)4127.9366.10
問4文法(語順整序)4167.1144.43
問5英作文152.1142.20
問6スピーチの文の読解3156.2241.47
問7資料を含む文の読解2105.9759.65
問8会話文の読解3156.4042.67
県教委が発表した「入学者選抜学力検査の結果」より作成

問2の適語選択が対話文から単文に変更されたこと、選択肢の数が増えた問題が3題あったこと以外は、昨年と同じ傾向で、読解問題の総語数は、過去最大の昨年度と同じでした。読解問題は、要約力、課題を解決する力、内容一致を正確に読み取る力など、速読力・精読力・思考力が問われます

英語 配点と正答率の特徴

リスニングと長文読解で60%を占める!
・問1のリスニングは21点
・問6・7・8の長文読解は40点

設問27問中、正答率70%以上は9問だけ!
・問1のリスニング、問2・問3の適度選択は比較的に正答率が高い
・長文読解の正答率は全体的に低いが、問7は少し解きやすかった

英語 今後の対策とポイント

・適語選択問題は正答率が高いので、語彙力、文法力をしっかり身に付ける。

・長文読解はやらず嫌いの生徒が多い。まずは短い長文を日本語に訳してみる。


・リスニングは正答率の高い問題が多いので、日頃から英文を聞くようにする。

塾長鈴木

全体の60%を占める「リスニング」と「長文読解」は、練習を積んでいけば得点源になる問題もあります。過去の入試問題を解いて出題傾向をつかむことが大切ですね。

高校入試問題の分析 英語編

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