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計画を立てないのは、失敗する計画を立てているようなものである

計画を立てないことは、失敗の計画を立てることと同じ

今回は、前回ご紹介した「フォーサイト手帳」の付録のガイドブック「セルフマネジメントナビ」についての話題です。

中学生の取り組みの一つに「ふりかえりタイム」というものがあります。こちらは、授業前の10分前に「フォーサイト手帳」を開いて、勉強の計画、実行について、自ら振り返る時間を設けています

年度スタートしたばかりですので、入塾した生徒さんには、この手帳を使う目的、使い方、その効果をふりかえりタイムを使って説明しています。PDCAサイクル勉強法の確認です。

先週、ブログでも紹介しました「セルフマネジメントナビ」という小冊子を、中学生、講師全員で読み合わせをしています。今回は、その中から「計画はなぜ必要か?」の内容を紹介します。

小冊子では、「計画はなぜ必要か?」をマラソンの例にして考えてもらいます。

42.195kmという長距離を走るとき、次のどちらのやり方で走る方が効果的か。

A.10km地点を◯分で通過、20km地点を◯分で通過、30km地点からペースを上げて◯分で通過、というように「理想の進め方」を考えてから走る。

B.何も考えずに、ただがむしゃらに全力で走る。

私もマラソン経験があるのでよくわかりますが、多くのマラソンランナーは、ペース配分を考えて走っています。A.のように「理想の進め方」を考えて走ることで、ペース配分を調整してゴールまで走り切ることができるのです。

この「理想の進め方」が計画ですね。計画を考えるからこそ「今は順調だな」とか「まずいぞ!もっと頑張らないと」など、今の進み具合を判断することができます

しかし、計画を考えていなければどうでしょうか。順調に進んでいるのか、あるいは遅れているのかもよくわかりません。

これでは、何も考えずにただがむしゃらに走っているランナーと同じです。偶然良い結果を出せることがあっても、良い結果を出し続けることは難しいものです。

また、計画を考えることで、こんな利点もあります。例えば「テストでプリントから出題されると聞いていたのに、勉強するのを忘れていた」など、いわゆるヌケモレを防ぐことができます

最初からやるべきことをすべて考えておけば、あとはそれを実行していけば良いだけです。実行していくたびに、自信をつけていくことができます。

西洋のことわざに「計画を立てないのは、失敗の計画を立てているようなものだ」という言葉があるそうです。それくらい計画はとても重要なものなのです。

セルフマネジメントナビは、大人の我々にも気づきを与える内容です。中学生の親御さんもぜひ読んでみてほしいです。

今日はこのへんで終わります。

計画を立てないことは、失敗の計画を立てることと同じ

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