何事もはじめが肝心 新学期の心構え

今週から学校も始まり、新学年での新学期がスタートしました。今回は中学生、高校生向けになりますが、各学年の心構えを少しだけお話したいと思います。

新1年生　生活リズムを整える

まず新1年生です。新しい学校生活が始まり、ガラリと環境が変わりますね。友達はできるだろうか。部活になじめるだろうか、何より「勉強」に関する不安を抱える人は多いと思います。

最初は、生活リズムを整えることを優先します。起きる時間、寝る時間が決まれば、心身ともに新しい生活に順応していきます。慣れてきたら毎日の勉強時間を決めて、学校の授業の復習に専念してみましょう。

新2年生　苦手教科は早めに復習する

次に新2年生です。学校生活には慣れる一方で、部活や行事で忙しくなる人も多いことでしょう。中二病、高二病という言葉があるように、背伸びしがちな言動が見られる学年でもあります。

部活やスマホに夢中になり過ぎないように、自分の生活を常に振り返ることが大切です。苦手な教科がある人は、4月中に基礎基本に戻って復習をしましょう。この時期から始めればまだ間に合います。

新3年生　自分の行動パターンを決める

最後に新3年生です。中3、高3にとっては受験の年。「行きたい志望校がない」「今の成績だと無理」「まだやる気が出てこない」など、今から憂鬱な気分になる人もいるでしょう。

焦りは禁物ですが、のんびりしている暇もありません。まずは、自分が行動しやすい目標を持つことから始めましょう。例えば、帰宅したらすぐ30分勉強する、寝る前に英単語を10個覚えるなど、自分の行動パターンを決めることです。

どの学年も同じですが、勉強に関する悩みがついて回るもの。誰でも嫌なことは後回しにしがちですが、何事もはじめが肝心。継続することで勉強の習慣が身に付き、小さな目標から大きな目標へと意識が変化していきます。

そこで、パスカル進学ゼミでは、中学生、高校生に「PDCAサイクル」という勉強法を紹介しています。この「PDCAサイクル勉強法」は、以前の記事にも投稿しているのでぜひご覧ください。

授業前のガイダンス、生徒面談を利用して、各学年の勉強のポイント、家庭学習の仕方、受験勉強について、新学年の心構えを、じっくりと話す予定です。

さあ、新学年スタート。スタートダッシュで走り出しましょう。

今週もありがとうございました。