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私立高校受験 内申基準点とは

今回も引き続き、私立高校の入試のしくみについてお話します。

前回述べたように、県内の多くの私立高校では、内申点を重視する選考を行っています。では、ある私立高校が定めた基準の例を見てみましょう。

ある私立高校の基準例

スクロールできます
AコースBコースCコース
推薦入試 専願(単願)29/45以上33/45以上 または18/2558/75以上
一般入試 併願(書類選考)30/45以上34/45以上 または19/2561/75以上
・Aコース、Bコースは、3学年2学期の9教科5段階評定において「1」がないこと、5教科に「2・1」がないこと。
・Cコースは、2学年末と3学年2学期の9教科5段階評定において5教科に「2・1」がないこと。

この私立高校では、A・B・Cの3つのコース制になっています。各コースによって、専願(単願)・併願の内申の基準値が決まっていて、この数値を上回ることが出願条件になります。

Aコースの分母45は、3学年2学期の9教科の合計。Bコースの分母45は、3学年2学期の9教科の合計。分母25は3学年2学期の5教科の合計。Cコースの分母75は、2学年3学期の5教科+3学年2学期の5教科×2の合計。

さらに、この高校では「加点制度」が設けられています。英検・漢検・数検の資格を取得していると、3級:1点、準2級:2点、2級:3点が基準に追加できます。ただし、上限は3点まで。

事前確約型の私立高校は、内申点による選考をしているので、公立高校の受験以上に内申点アップに取り組むことが、「合格の最短コース」だということになりますね。

最後に…

私立高校は「学費が高い」ことがネックになりますが、最近では、国と県からの学費支援(補助金)が充実しています。申請すれば、授業料が実質無償化になる可能性があります。

詳細はこちら→ 学費支援制度のご案内

ご参考までに。

今週もありがとうございました。

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