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公立高校入試 選抜選考基準決まる!

先週、神奈川県教育委員会より、令和5年度入学者選抜の選考基準が発表されました。今回は近隣高校の選抜選考基準について、抜粋してお伝えいたします。

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選考の方法と選考基準一覧表の見方

目次

入学者選抜選考基準

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第1次選考(募集人員の90%)第2次選考(募集人員の10%)
評定(内申):学力検査(入試):面接の比率に応じて、合計数値を算出する。その数値の高い順から選考される!学力検査(入試):面接 内申は一切みない!
※特色検査の実施校は、上記の合計数値に特色検査の資料が加算されます。

第1次選考(募集人員の90%)は、各資料の比率に応じて、合計数値を算出し、その数値の高い順から選考されます。当塾からの進学が多い高校を中心にタイプ別にまとめてみました。数値は、左から「評定(内申):学力検査(入試):面接:特色検査」の順です。

入試実力型 比率3:5:2

・厚木 3:5:2:2 特色検査あり

・大和 3:5:2:1 特色検査あり

・小田原 3:5:2:1 特色検査あり

・海老名 3:5:2:-

・座間 3:5:2:-

・秦野 3:5:2:-

・大和西 3:5:2:- 重点化あり:内申の英(×2)

内申より入試の点数を重視する高校です。面接の点数については、ほとんど点数差はありません。また、厚木、大和、小田原のように特色検査を実施する高校は、学力検査に加えて、教科横断型の「自己表現検査」を受験することになります。大和西のような重点化を実施する高校では、英語の内申をさらに2倍して評定に加算されます。

塾長鈴木

入試実力型は、内申300点+入試500点+面接200点=1000点満点(特色検査実施校はさらに加点)になります。多少内申点が低くても、入試の点数次第では大きく逆転できる可能性がありますね。

バランス型 比率4:4:2

・厚木東 4:4:2:-

・厚木北 4:4:2:-

・厚木西 4:4:2:-

・有馬 4:4:2:- 重点化:英(×1.2)

・伊勢原 4:4:2:-

・伊志田 4:4:2:-

・神奈川総合産業 4:4:2:- 重点化:内申の英.数、理(×2)

内申と入試のバランスを取る、このタイプの高校が一番多いです。特記すべき点は、重点化項目がある高校と面接点です。神奈川総合産業は、英・数・理の内申2倍が加点されるので、評点が高い生徒は圧倒的に有利になります。また、面接点は高校間で得点差の大小があります。例えば、A高校では、ほぼ全員が同じ点数であるのに対し、B高校では得点差が大きく出る場合があります。

塾長鈴木

バランス型は、内申400点+入試400点+面接200点=1000点満点になります。入試の問題が難しくなると点数差が出なくなるので、内申点の差が大きく出る場合もありますね。

内申重視型 比率5:3:2

・愛川 5:3:2:-

・綾瀬 5:3:2:-

・綾瀬西 5:3:2:-

・厚木商業 5:3:2:-

入試より内申のウエイトが大きい高校です。内申点が高いと有利になるのですが、入試の得点差が割と大きく出る特徴もあります。また、面接点も重視される高校も多いので、最低限の面接対策は必要です。2024年から厚木商業は厚木東と統合されます。募集定員が年々減っていますので、倍率に影響がありそうです。

塾長鈴木

内申重視型は、内申500点+入試300点+面接200点=1000点満点になります。内申点が重視されますが、入試の点数で足を引っ張る教科を作らないようにしたいですね。

今回は、ここまでにしておきます。今週もありがとうございました。

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