2025年度公立高校入試 入試問題の分析と対策 英語編

猛暑続きの夏休みが終わり、いよいよ2学期のスタートです。中3の受験生にとっては、2学期内申点の確定、高校受験対策など、進路を決める大事な時期を迎えます。志望校で迷っている生徒さんは、まずは、学校説明会や文化祭などにぜひ足を運んでみてください。
さて、今週から「公立高校入試問題の分析と対策」について掲載していきます。各教科の平均点の推移、合格者の得点分布、問題内容の分析、配点と正答率の特徴、今後の対策とポイントなど、各教科の特徴をお伝えします。
今回は、2025年度入試「英語の分析と対策」です。
2025年度公立入試 英語の分析と対策
英語 合格者平均点の推移
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
| 54.6点(4) | 52.1点(5) | 55.3点(3) | 47.0点(5) | 51.4点(4) |
英語 合格者の得点分布

昨年度より平均点は上がりましたが、5教科の中では平均点が低めに出ています。得点分布を見ると、11点~50点の区間に49.5%が集中しています。この分布からは読み取れませんが、英語は偏差値が高い高校は高得点に、低い高校は低得点に集まる傾向が強い教科です。高校間で一番差がつきやすい教科とも言えます。
英語 問題内容の分析
| 設問 | 出題内容 | 設問数 | 配点 | 受検者平均点 | 受検者得点率(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 問1 | リスニング | 7 | 21 | 12.87 | 61.30 |
| 問2 | 語彙(適語選択) | 3 | 6 | 3.40 | 56.63 |
| 問3 | 文法(適語選択) | 4 | 12 | 6.08 | 50.68 |
| 問4 | 文法(語順整序) | 4 | 16 | 5.83 | 36.45 |
| 問5 | 英作文 | 1 | 5 | 0.90 | 18.00 |
| 問6 | スピーチの文の読解 | 3 | 15 | 9.26 | 61.73 |
| 問7 | 資料を含む文の読解 | 2 | 10 | 5.60 | 56.00 |
| 問8 | 会話文の読解 | 3 | 15 | 7.56 | 50.37 |
問5の英作文が1文記述になったこと以外は昨年と同じ傾向で、全体を通して語彙のレベルは難度が高い状態が続いています。問6・問7・問8の読解問題は、昨年度より得点率は上がっていますが、読解問題は内容一致を正確に読み取る力など、速読力・精読力・思考力が問われます。
英語 配点と正答率の特徴
配点はリスニングと長文読解で60%を占める!
・問1のリスニングは21点
・問6・7・8の長文読解は40点
設問27問中、正答率60%以上は9問だけ!
・問1のリスニング、問2・問3の適度選択は正答率が高い問題もある
・長文読解は正答率が高い問題もあり、特に問6は得点源になりそう
英語 今後の対策とポイント
・適語選択は長文に比べ正答率が高いので、語彙力を高め、文法力の基礎を固める。
・長文読解はやらず嫌いの生徒が多い。まずは短い長文を日本語に訳してみる。
・リスニングは正答率の高い問題が多いので、日頃から英文を聞くようにする。
塾長鈴木全体の60%を占める「リスニング」と「長文読解」は、練習を積んでいけば得点源になる問題もあります。過去の入試問題を解いて出題傾向をつかむことが大切ですね。

