新校名は「厚木王子高校」来春、厚木東と厚木商業が再編統合

神奈川県教育委員会は１２日、県立厚木東高（厚木市王子）と厚木商業高（同）の再編統合で２０２４年４月に開校する新校名を厚木王子高にすると発表しました。

新しい学校は、普通科と総合ビジネス科とを併置した全日制課程の学校で、令和６年度(現在の中学3年生が高校生になる時)に、厚木東高校の敷地・施設を活用して開校します。

※写真はイメージ画像ですので新校舎とは一切関係ありません。

来春4月から、厚木王子高校として新たに生まれ変わりますが、いったいどんな高校になるのでしょうか。現在の厚木東高校のホームページに新校の最新情報がありますので、新校Q＆Aを抜粋してお届けします。

新校はどんな学校になるの？

新校は全日制普通科と全日制総合ビジネス科（商業に関する学科）を併置する学年制の高校です。学科併置の特色を生かし、幅広い学びの選択肢を提供します。総合ビジネス科生徒の大学進学など、3年間の徹底したキャリア探究活動を通して、全ての生徒が将来のキャリアビジョンを描けるように支援し、その第１志望に沿った進路目標の達成を目指します。ＩＣＴの利活用も推進しながら、「新しい時代が求める学力」を育成する素敵な学校を創ろうと、両校で準備を進めています。

新校舎ができると聞きましたがどこに建設されるのですか？

東高の敷地内（生徒昇降口と道路の間の部分）に新校舎が建設されます。商業教育に必要な PC ルームなど、最新の諸設備を備えた各種教室が整備されます。加えて、大ホール・図書館・3 学年のＨＲ教室・食堂・トレーニングルーム等も配置される計画です。東高の現在の校舎は耐震補強工事を完了し、残っていたＣ棟のトイレも全てリニューアルされました。令和 6 年度 4月の新校開校時に教室等の配置替えを行い、リニューアルされた伝統ある東高の校舎と最新の商業教育設備を備えた新校舎の両方を活用して、皆さんが幅広く学べるよう準備しています。また、自転車置き場なども順次整備される計画です。

クラス数はいくつくらい？

クラスの規模は、毎年神奈川県教育委員会が地域の人口動態等、様々な材料をもとに決定します。令和 4 年度入学生
は東高も商業も、それぞれ 5クラスでした。入学定員については、例年前年の 10 月末頃に発表されます。８～９ク
ラス規模を想定しています。

気になる! 制服はどうなるの?

令和 6 年度の新校入学生からのリニューアルを予定しています。現高校1年生、2年生の皆さんはこれまでどおりの制服を着ていただくことになります。ＳＤＧｓやジェンダーに配慮した素敵な制服を、令和５年度の学校広報の際に、中学生の皆さんに見本をお示しできるように、準備を進めています。

今日はこのへんで終わります。