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期末テスト勉強法 ~英語・数学・国語~

今週は、中学生向けに「期末テスト勉強法」をお届けします。今回は、英語、数学、国語の勉強法について、かなり具体的に紹介しますので、期末テストの範囲表を用意してお読みください。

目次

英語の勉強法はこれだ! スラスラ解けるまでワークは繰り返す

英語のテスト範囲を見ていきましょう。文法内容が盛りだくさんですね。広範囲になるので、早めに準備をする必要があります。

中1 PROGRAM1~2がメイン

中2 PROGRAM1~3がメイン

中3 PROGRAM1~3がメイン

それでは、具体的な勉強の仕方を説明します。英語のテスト勉強で外せないものが2つあります。

1.テスト範囲の内容で新しく習う単語や熟語を音読と書きを交えながら確実に覚えること。

2.提出物になる学校の「ワーク」をスラスラ解けるまで何度も繰り返し解いて理解すること。

まず、単語や熟語については、必ず音読して覚えることをおすすめします。ノートにひたすら無言で書き続けるより、英語と日本語をセットで音読しながら覚えるようにした方が効率的です。

やり方としては、英語から日本語の音読→日本語から英語の音読→英語から日本語の書き→日本語から英語の書きの順番。覚えるのが苦手な人は、単語を5つずつ増やしながらやってみてください。

次に、学校のワークのやり方です。提出物であるワークを早く終わらせたくて、一通り問題を解いて、できなかったところを赤ペンで答えを書いて終わりにする人がいます。残念ながら良い勉強とは言えません。

間違えたところ、わからなかったところの答えを覚えなければ、テストで点数が取れません。スラスラ解けるまで、何度も解き直しをしてください。ワークは3周するとかなり覚えられます。

さらに、高得点を狙いたい人は、英作文と長文に力を入れましょう。英作文や長文については、学校のワークからも出されますが、教科書準拠の問題集であれば教科書本文の問題がたくさんあります。

英作文は、並び替え、3語以上の英文で答える問題などは、お決まりの問題なので、完璧に覚えることです。長文の問題は、教科書本文のQ&Aからよく出されますので、最後の仕上げにやっておきましょう。

数学の勉強法はこれだ! 目標点に応じて問題レベルを攻略する

数学のテスト範囲を見ていきましょう。学校によって多少のズレはありますが、1学期は計算分野が中心です。ケアレスミスがなければ点数アップのチャンスですね。

中1 正の数・負の数がメイン

中2 式の計算、連立方程式(文章題は除く)

中3 式の計算、平方根

まず、学習のポイントです。範囲表をよく読むと、先生によってかなり丁寧にアドバイスが書いてあります。今回は計算問題が中心ですが、盲点になるのは、教科書で出てくる用語(言葉)です。

例えば、中2では「単項式」「多項式」「定数項」など、毎年よく出題されます。教科書に出てくる太字の用語は要注意です。意味を理解して、漢字で書けるようにしておきましょう。

次に、提出物(課題)です。提出の期限はいつなのか、いつまでに終わらせるのか、期限を決めておきましょう。目安としては、遅くてもテスト1週間前までに課題を終わらせると余裕がありますね。

数学のワークは、基礎、標準、応用の3つに分かれていることが多いです。自分の目標点に応じて、問題のレベルを攻略した方が効果的です。

例えば、目標が40点~60点位であれば基礎まで、60点~80点であれば基礎と標準、80点以上であれば基礎から応用までを中心に繰り返し解き直します。

定期テストは、学校の問題集から類題がよく出されます。テスト本番でスラスラ解くためには、できなかった問題を何度も練習する必要があります。

先週のブログでも紹介しましたが、おすすめの解き方は「3段階チェック法」です。

1回目にわからなかった問題に赤印をつけます。

2回目は赤印の問題だけ解き、解き方を忘れた問題はさらに赤印をつけます。

3回目は二重の赤印の問題だけ解いて、最終確認をします。

この解き方は、あらゆる科目で活用できますので、ぜひ試してみてください。まずは、範囲表をじっくり読んで、作戦を立てていきましょう!

国語の勉強法はこれだ! 問いに対する答えを理解し暗記する

いきなりですが、国語は得意ですか。それとも苦手ですか。小学校の頃は、好きな科目で得意だったけど、中学校になってから苦手…と答える人も多いのではないでしょうか。

それは、なぜでしょうか。中学校で国語が苦手になる一番の要因は、圧倒的に記述問題が増えるからです。定期テストは記述問題がかなりあるので、明らかに点数が取れなくなります。

テストでは限られた時間の中で、問いに対して的確な文章を書かなければいけません。ふだん文章を書くのが苦手な生徒さんは、時間が足りず空欄が多くなります。中学1年生の早々に点数が取れなくなると、苦手意識が芽生えてしまうのです。

それでは、中学校の定期テストは、どのように対策したらよいのでしょうか。まず、国語のテスト勉強は、本来の「国語力」とは切り離して考えた方がよいです。正しいテスト勉強の仕方を理解すれば、必ず点数は上がっていきます。

国語のテスト勉強のポイントはズバリこれです。

「問いに対する答えを理解し暗記する」こと。範囲になる単元の問いを予想して、その答えを覚えることが大事!

学校の定期テストは、模擬試験や入試問題と違って、教科書の本文から出題されます。当然、内容はわかっているはずなので、選択式問題より記述問題が多く出されます。的確に解答するには、あらゆる問いに対する答えを、頭に入れておく必要があるのです。

そのために準備しておくものが、学校のノートとプリント、ワークです。学校の先生が板書したノートや穴埋めなどのプリントは特に重要です。色ペンで書かれたところは、何度も音読して、さらに書いて覚えてください。

学校のワークからも、実際のテストと同じ問題が出題されることが多いです。1回だけ解いただけでは、完全に覚えられません。これまた暗記するくらい音読して、スラスラ書けるようにしてください。

最後にもう一つ。確実にテストの得点源になるのは「漢字」です。範囲は多いかもしれませんが、しっかり取り組めば、20点ほどの点数が取れます。いっぺんに覚えようとしても大変なので、隙間時間に少しずつ進めるようにしましょう。

以上です。今回は、少し長くなりましたが、英語、数学、国語の期末テストの勉強法を紹介しました。テスト1週間前までに学校の課題(提出物)が終わったら、そこからが本当のテスト勉強の始まりです!ぜひ参考にしてみてください。

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