中学生 1学期期末テスト勉強法 ~国語編~
先週は、中学校の期末テストに向けて「成績アップする5つのコツ」を紹介しました。今週も、各教科の勉強法を詳しく解説していきます。
今回は、国語の勉強法について具体的にお話します。学校の教科書、ワーク、ノートなどを用意してお読みください。
中学生になると国語が苦手になる!?
いきなりですが、国語は得意ですか。それとも苦手ですか。小学校の頃は、好きな科目で得意だったけど、中学校になってから苦手…と答える人も多いのではないでしょうか。
それは、なぜでしょうか。中学校で国語が苦手になる一番の要因は、圧倒的に記述問題が増えるからです。定期テストは記述問題がかなりあるので、明らかに点数が取れなくなります。
テストでは限られた時間の中で、問いに対して的確な文章を書かなければいけません。ふだん文章を書くのが苦手な生徒さんは、時間が足りず空欄が多くなります。中学1年生の早々に点数が取れなくなると、苦手意識が芽生えてしまうのです。
それでは、中学校の定期テストは、どのように対策したらよいのでしょうか。まず、国語のテスト勉強は、本来の「国語力」とは切り離して考えた方がよいです。正しいテスト勉強の仕方を理解すれば、必ず点数は上がっていきます。
国語のテスト勉強のポイントとは?
「問いに対する答えを理解して暗記する」こと。範囲になる単元の問いを予想して、その答えを覚えることが大事!
学校の定期テストは、模擬試験や入試問題と違って、教科書の本文から出題されます。当然、内容はわかっているはずなので、選択式問題より記述問題が多く出されます。的確に解答するには、あらゆる問いに対する答えを、頭に入れておく必要があるのです。
そのために準備しておくものが、学校のノートとプリント、ワークです。学校の先生が板書したノートや穴埋めなどのプリントは特に重要です。色ペンで書かれたところは、何度も音読して、さらに書いて覚えてください。
学校のワークからも、実際のテストと同じ問題が出題されることが多いです。1回だけ解いただけでは、完全に覚えられません。これまた暗記するくらい音読して、スラスラ書けるようにしてください。
漢字はテストの得点源になる
最後にもう一つ。確実にテストの得点源になるのは「漢字」です。範囲は多いかもしれませんが、しっかり取り組めば、20点ほどの点数が取れます。
漢字はやらず嫌いな生徒さんも多いので、塾では毎回確認テストをしています。自分でテストをすると、やらざるを得ない状況になるので、勉強するきっかけになりますね。
学校のワークは最低2周は繰り返し解くことをおすすめします。記述問題は教科書、板書ノートを確認し、問いに対する答えを覚えましょう。
1学期期末テスト勉強法の国語編は以上です。
テスト1週間前までに学校の課題(提出物)が終わったら、そこからが本当のテスト勉強の始まりです!ぜひ参考にしてみてください。
次回は「1学期期末テスト勉強法 ~理科編~」です。