入試直前に確認すべき3つのこと
志願状況が発表され、いよいよ公立高校入試が目前に迫ってきました。
受験生のみなさん、体調の方は万全でしょうか。だんだん緊張感が増してきて、落ち着かなくなる人もいるかもしれません。しかし、もうここまできたら、倍率を眺めて一喜一憂しても合格が決まるわけではありません。
今、受験生に贈りたい言葉があります。それは『人事を尽くして天命を待つ』です。この言葉は「できる限りの努力を尽くしたら、あとは天の運命にまかせよう」という意味です。
緊張や不安でいっぱいかもしれませんが、悪い結果ばかり心配して心を乱すより、良い結果をイメージして心を落ち着かせることです。あとの結果は、天(受験の神様)にまかせましょう!今まで努力してきた自分を信じるだけです。
さて、今回は「入試直前に確認すべき3つのこと」をお伝えしたいと思います。
入試直前に確認すべき3つのこと!
1.知識の整理と暗記事項を中心に確認する
過去問の解き直しはそろそろ切り上げたほうがよいですね。できない問題がみつかると不安が大きくなってくるからです。この1週間は、知識の整理と暗記事項を中心に確認しましょう。
例えば、漢字の読みと書き、数学の図形の公式、理科、社会は使っている参考書やノートを見直す。特に今まで自分が使ってきた「やり直しノート」をもう一度読み返してください。きっと自信につながるはずです。
2.本番に向けて心と体をベストな状態にする
入試は水物。運や当日の調子に左右されることもあります。運は仕方ないにしても、当日の調子は整えて臨みたいものです。食べ過ぎや睡眠不足に注意して、心と体をベストな状態にしましょう。
普段と違うことをすると、極度に緊張したり、お腹が痛くなったり、思わぬミスをしたりするものです。今から本番当日と同じ生活リズムを意識するだけで、当日は余裕を持って迎えられます。
3.受験当日の流れをシミュレーションしておく
受験会場までのアクセス、移動時間を再確認しておきます。当日の悪天候を想定して、早めの行動を心掛けることが大切です。受検票や筆記用具などの持ち物は、早めに準備しておきましょう。
持ち物であると便利なものは、タオルとティッシュ、小銭、防寒具(カイロ)、薬(腹痛用)、軽食(チョコ、のどアメ)など。昼食は食べ過ぎると腹痛のリスクもあるので、いつもより少なめでちょうどいいと思います。
私立入試まであと6日、公立入試まであと11日。
今まで努力してきた自分を信じて、入試本番はいつも通りの自分で受験に臨んでください。受験生の健闘を心より祈っています。
今週もありがとうございました。