小学生から英文法をしっかり学ぶ

小学英語は会話表現の繰り返し

新学習指導要領になり、英語教育はコミュニケーション重視になってきました。小学3年生・4年生の外国語活動では、英語に慣れ親しむために、基本的に会話文を何度も繰り返します。

さらに、小学5年生・6年生になっても、会話表現が中心で文法的な学びはほとんどありません。しかも、内容が幼かったり、簡単すぎたり、形式的な会話が多いです。

もちろん会話表現を何度も口ずさんで体で覚えることは大切です。しかし、表面的な会話表現の繰り返しばかりだと、高学年のお子さんには少し飽きるかもしれません。

また、学校ではペアワークやプレゼンテーションなど、人前で話すことをよくしています。思春期を迎える年齢なので、すべてのお子さんが積極的に参加するのは難しいものです。

中学英語は「読む」「書く」が中心

中学校に進学されると、英語の授業がガラリと変わります。授業やテストが、「読む」「書く」の内容が中心になるので、そのギャップに戸惑います。特に、小学生まで積極的に会話ができたお子さんが、筆記テストになると急に手が止まってしまうことがよくあります。

中学校になってから、単語のスペルを正しく覚えたり、細かい文法を理解したり、と緻密な作業が求められます。テストで点が取れなくなってしまった子どもは、英語に苦手意識が芽生えてしまうのです。中学1年生の夏以降に、「英語がわからなくなった」という問い合わせを何度も聞いています。

小学生から英文法をしっかり学ぶ

まずは、英語への苦手意識が芽生える前に、小学校で学習した基本となる英語をしっかり固めることが重要になってきます。基本的な文法知識を身につけられれば、一気に理解が進み、学習がスムーズになると思います。

できれば、小学5年生、6年生の高学年のうちから、英文法をじっくり学び、「読み」「書き」に慣れていくとよいでしょう。ただし、親御さんが主導になり過ぎると、お子さんの気持ちがついていきません。「英語は何のために学ぶのか」という視点を持つことが大事だと思います。

小学生の英語はタイプ別に2コース設置

この度、新年度に向けて、小学５年生、６年生を対象に、個別指導の「中学への英文法コース」を新設することになりました。こちらのコースは、中学英語の文法をじっくり学び、「読む」「書く」に特化したカリキュラムになります。

目的は、中学校に進学して、英語の学習内容がスムーズにつながることです。中学の定期テストを熟知した学習塾の強みを生かし、英語教育に長く携わってきたベテラン講師が担当します。

また、パスカル進学ゼミは、小学生対象のベネッセの英語教室「ビースタジオ」の提携教室でもあります。こちらの英語教室はグループレッスンで、コミュニケーション英語はもちろんのこと、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能をバランスよく学ぶカリキュラムになっています。おすすめの学年は、小学1年生から4年生です。

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