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面接点は3つのタイプ分かれる

今週も引き続き、公立高校入試情報をお届けします。今回のテーマは「面接の得点差について」です。

2013年度入試から、受験生全員が学力検査と面接を受験するようになりましたが、先日、県教委から、現中学2年生から「面接試験」が廃止されると発表がありました。

正確に言いますと、面接試験は現行の共通選抜から廃止され、特色検査として位置づけることになります。つまり、全高校での一斉実施はなくなり、選抜に必要な学校・学科においては、特色検査として面接を実施できるようになります。

詳細は過去の記事に投稿していますので、ご参照ください。

まずは、現制度である面接の詳細をお話しします。公立高校の面接試験は、入試と別日程で実施されます。面接では、以下を全校共通の観点として評価します。

1.入学希望の理由

2.中学校での教科などに対する学習意欲

3.中学3年間での教科など以外の活動に対する意欲

さらに、各高校で観点を追加することもできます。

また、面接の参考資料として、「面接シート」を事前に提出します。このシートの内容は点数化されませんが、シートは参考に面接を実施されますので、大事な要素にはなります。

次に面接点ですが、各学校で100点満点に換算します。最近の入試では、学力検査の各教科の得点、面接点が開示されます。正確な点数が判明しますので、各高校の面接点の特長が見えてきます。

大きく分けると、3つのタイプに分かれます。

A 受験者の全員が同じ点数である高校。

B 点数差が0点~20点位であまり差がつかない高校。

C 20点から80点まで分布し点数差が大きい高校。

Aの高校は… 全員同じ点数なので面接では全く差がつきません。

Bの高校は… 面接点にはあまり影響はないと考えても良いです。

Cの高校は… 点数差がまちまちで、合否に影響するので要注意です。

特にCの高校を受験する場合は、点数差がつくことを念頭に準備しておくことが大事です。具体的な高校名は、ここでは掲載できませんが、面接点で入試の点数をひっくり返すこともできます。

面接点の合否の影響は、高校によってだいぶ違うのが現実です。面接の現制度は、今年入試で最後になりますが、面接点を重視する高校なのか、要チェックですね。

今週もありがとうございました。来週は私立高校について書きたいと思います。

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