小学生国語 短文作りコンクール

小学生の夏期講習があっという間に最終日を迎えました。小学生の講習は、そろばんが全10日間、算数と国語の個別指導が全12日間にわたり実施。参加人数は、そろばんは毎回10~15名、個別指導は毎回5~10名、延べ227名の生徒さんに参加していただきました。
今回は国語の授業で実施しました「短文作りコンクール」の作品を紹介いたします。
授業では、語彙力を高めるため、小学生のうちに身につけたい語彙(言葉)を毎回10~20個ほど用意しました。わからない言葉の意味は辞書で調べ、その言葉を使って短文を作ってもらいました。
甲乙つけがたい素晴らしい作品ばかりでしたが、国語担当者と協議をして、各賞を決めさせていただきました。短文の黄色マーカーが使った語彙(言葉)です。
パスカル最優秀賞
・巨大馬は現に存在したとしても、その馬は極めてめずらしいので見つけるのが大変そうだ。 小4 S・A
審査員特別賞
・知らない子に積極的に話した結果…一年後、その子とはだれにも切れないきずなが結ばれた。 小6 H・A
・好奇心おうせいな姉は、男子の前ではねこをかぶっているようだ。 小4 A・A
優秀賞
・自由自在に遊ぶ弟は、けがをしないか気が気でない。 小5 Y・S
・ぼくは、お母さんがあらいものをする前に率先してお手伝いした。 小4 Y・S
・ぼくは、夜中にトイレに行きたいけど、今にもゆうれいが出そうでおじけづく。 小4 A・S
最初はうまく書けず時間がかかるお子さんもいれば、意味を理解しないまま文章を書きだすお子さんもいました。しかし、文章の作り方のコツを伝えると、見違えるように上達していきます。1つの言葉だけでなく、2つの言葉を同時に使って短文を作れるようになってきました。
まさに、講習のテーマである「身につけた語彙を表現する」を実践することができました。今回学んだ語彙(言葉)を、ぜひ日常生活の中で表現してもらいたいと思います。
今週もありがとうございました。